recruit/interview-1

山下 友美

2023年参画 /
居場所担当

チョイふるとの出会いを教えてください。

 元々、わくわく便(食料配達)の利用者だったんです。9年前にひとり親になって、当時は時間的にも経済的にも、精神的にも余裕がなかったと思います。そんな時に知人から「食料品を配達してくれる所があるよ」と教えてもらったのがチョイふるでした。利用者として関わり、キッズカフェの日替わり館長もやらせていただいていました。そして、中央本町の拠点を作るにあたって伊興本町の施設長がいなくなるとのことで「施設長になりませんか」とお声がかかりました。

 私のように「誰にも頼りたくない」と思ってる方に、頼ることが決して弱くないことを知ってもらいたいと思い、施設長のお話を受けました。

元々はわくわく便の利用者だったとのことで、活動をするうえで大事にしていることは?

 1番大切にしているのは、エゴにならないように気をつけることですね。というのも、支援される側は敏感になるんです。たとえば子ども食堂に「貧乏だから行ってるんでしょ」って思われるから、行きたいのに行けないという問題があります。「支援してあげている」と思うと、上っ面だけで肝心な心のケアができなくなります。利用者の立場からすると、1番欲しいのは上っ面の支援ではなく心のケアです。
 
 ある利用者さんに、私が支援を受けていた経緯をお話すると「自分も暗闇から抜け出せると思えた」と前向きになってくれたことがありました。私自身が利用者だったからこそ、共感やモチベーションを上げられるような関わりができたらと思います。支援している側・されている側関係なく、みんなが楽しめる地域にしたいですね。

キッズカフェの施設長として、実際に活動をおこなっていて思うことは?

 私が常にテーマだと思っていることは、子どもにアプローチするには、まずは親を支える、ということです。子ども支援といっても、子どもだけに特化して支援したところで、親が元気でなければどうにもならない。チョイふるの利用者は、大半がひとり親のお母さんなので、時間やお金に余裕がなくて子どもに対して優しくできなくなっちゃう人は多いです。1つ屋根の下で過ごしていると、子どもに八つ当たりや虐待にもつながるリスクがあります。

 だからこそ、家以外の居場所が必要だと思います。みんなでご飯を食べて、ほかのお母さんたちと交流をしてポジティブになれる環境があれば、子どもにも優しくなれる。お母さんが笑顔だと子どもに伝わるし、子ども自身も「がんばろう」と思える。そういう楽しい居場所をこれからも提供していきたいです。

これから力を入れたい活動はありますか?

 中高生の居場所をつくりたいですね。2〜3年前にキッズカフェにきてくれていた小学生たちが大きくなって帰ってきてくれるのですが、キッズカフェは小学生メインの居場所なので、物足りないようで。「なんか集まるのないの?」「次いつするの?」と聞きにきてくれる子がたくさんいて、その子たちが帰ってきてもまた楽しめる居場所が必要だと感じています。

 それに、中高生は親の言うことをきかない成長過程にあって、お母さん自身も1人になりたい時間がありますよね。そういうときに「話聞くよ」「お子さんみておくよ」って言ってもらえる居場所があると、子どもも大人も安心だと思います。

採用ページへ戻る