高田 真志

2023年参画 /
食料支援担当

チョイふるとはどのように出会ったのですか?

 元々は会社員として働いていましたが、なかなか働き方が自分にあっておらず、会社を2年で辞めました。そして個人事業主として心理カウンセラーのお仕事を始めたのですが、現場の上司から「スキルを磨くために何か人と関わる経験を積む方がいいのでは?」と提案されたんです。そこで、自分が育った足立区でボランティアをしようと考え、子ども支援をしているチョイふると出会いました。

 月に1回、わくわく便(貧困家庭に食料を届ける活動)のボランティアに参加し続けたのちに、代表に声をかけてもらい、わくわく便の事務局担当になりました。

わくわく便に参加した当初の感想をおしえてください。

 最初に配達に行ったときは、何十年も住んでいたのに知らないことが多すぎるというギャップに驚きましたね。配達をするのは緊張しましたが、徐々に「どうすれば安心してもらえる声かけができるんだろう」と考えながら活動することができるようになりました。

仕事をする中でやりがいを感じるのはどのような時ですか?

 感謝されることはもちろんですが、利用者さんが新たな行動を起こしてくれるようなアプローチをすることが、大きなやりがいになっています。わくわく便は貧困家庭に食料を直接届けにいく活動ですが、基本は6回が限度なんです。それ以上はパントリー(拠点)に自ら食料を取りにきてもらうようお願いをしているのですが、利用者さんによっては取りに行くこと自体、とてもハードルが高いと感じる方がいらっしゃいます。ひとり親や子どもがたくさんおられるなど、さまざまな事情がありますからね。そこを理解した上で、「やってみます」という気持ちになってもらうような関わりをすることが、難しくもやりがいのあるところです。

利用者さんにとってチョイふるはどんな団体だと思いますか?

 困っている人にとっての松葉杖みたいな存在だと思います。1人で歩くのが大変な場合は生活必需品になるし、自分の状態が良くなったら外すこともできる。チョイふるみたいに、無償で食料を直接ご家庭に届けに行く団体は珍しいと思います。この制度を利用して、いずれは自分の足で歩いていってもらえるとうれしいです。

これからボランティアの参加を考えている方に向けてメッセージをお願いします。

 ボランティアさんが参加してくれることは、本当にとても嬉しいです。ボランティアはお金にもならないし「めんどくさい」と敬遠する人が少なくない中で、わざわざ参加してくれるのがすごく嬉しいし、モチベーションになります。

 チョイふるでの体験を通して、人との関わり方や声のかけ方など、これからの人生に役立つヒントを見つけてもらえたら幸いです。また、将来自分が誰かを支える立場になったときに、どんなことが大切なのかを考えるきっかけになればと思っています。

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