「 その子のことを誰が愛したっていい 」|にぎりむすび 女将 山本 亜紀子様 インタビュー

更新日

2025年9月3日

にぎりむすびギフトで手作りお弁当のご支援をしてくださっている「にぎりむすび」の女将 山本 亜紀子さんにお話を伺いました。

お届けすると「ちょうどお昼ごはんに食べられて嬉しい!」と言ってもらえる事も多く、とても喜ばれています。


たくさんの皆さまのお支えがあって私たちの活動が成り立っています。
素敵な地域の皆さまの努力や温かい想いを、少しでも多くの方に知っていただけたら嬉しいです!

ーにぎりむすび(※)は、どのような思いで始められたのですか?

当初、飲食店の営業は、てらまちハウス(※2)とは切り離して、他の人にお願いしようと思っていました。

立ち上げからお世話になっている大島さん(てらまちハウス立ち上げメンバー|全學寺副住職)から、「飲食店も自分たちでやった方が、居場所の運営にも役に立つのでは?」と助言をいただき、同時に「やるとしたらおにぎりやさんはどう?」と提案されていました。

おにぎりはどの世代からも愛されていて、色んな世代の人が集まる場所にもなるだろうと思いました。

小さい子どもやお母さん以外の地域の人も集まる居場所を持ちたかったので、自分の描いていたビジョンとも合致する部分があると思い、「にぎりむすび」のお店を始めることになりました。

※にぎりむすび…足立区東伊興にあるおにぎり屋さんです。シンプルで飽きない安心・安全な食材を使った「にぎりむすび(おにぎり)」や、野菜をふんだんに使った具沢山の「ベジベジとん汁」が人気です。

※2 てらまちハウス…任意団体「コミュニティkoen」(後述)が運営する、地域と親子とそこに集う人々を繋げる居場所の名称。

ーチョイふるは「にぎりむすびギフト」の枠組みでおにぎりやお弁当のご寄付をしていただいていますが、「にぎりむすびギフト」について教えてください。

にぎりむすびキフトは、スポンサーの皆さまからのご支援によって成り立っています。

毎月ご支援してくださるスポンサーの皆さまのおかげで、毎月110食のにぎりむすびギフトを支援団体に配ることができています。

加えて、毎月10日〜28日の間に個人の方向けプランのご支援の募集をしています。

3食、5食、10食の選択肢があり、その中からお好きなプランを選んで支援していただくことができます。

こちらは、「少額でも寄付をしたい」というお客様のご意見を受けて、始めました。

お店に食べに来てくれた人が支援者になってくれることもあります。

引用元:https://tonerilinernotes.com/nigirimusubi-gift/

ーどのような想いでご支援に携わっていますか?

届いている先の子どもたちとは直接会えていませんが、届けてくれている団体の方から色々お話しを伺い、必要な活動だと思っています。

実際に届けてくださっている団体さんから、壮絶な話を聞くことがあります。

お母さんが家にいない子がいるとか、お腹は空いていても孤独だと寂しくて食べてくれない子がいるとか。

そういった話を聞くと胸が痛みます。

本当に支援が必要な子は、なかなかお店まで来ることが難しいので、こうして届けに行ってくれる方がいることはありがたいですし、必要な取り組みであると感じています。

ーてらまちハウスはどのような想いで立ち上げたのですか?

働いているお母さんたちは、仕事終わりに保育園で先生と話したり、職場の人に話したり、子どもから離れて発散できる場があるけど、一方で、四六時中子どもと向き合っている専業主婦のお母さんは、どんなふうに発散して過ごしているのだろう…と、自分の子育てを通じて感じていました。

そういうお母さんたちが繋がる場があったら良いなと思って、まずは「コミュニティkoen(コエン)」という拠点を持たないママたちのコミュニティを作りました。

その後、コミュニティkoenは最終的にどういうことをしたいのだろうと考えた時に、自分たちの拠点を持って、みんなで子どもを預けなくても仕事やおしゃべりができる場所を作りたいと思うようになりました。

そのことを友人に話したところ、空き家を紹介してもらったり、オーナーにお会いできることになったりと、トントン拍子で話が進み、てらまちハウスを始められることになりました。

ー今後、チョイふると連携したい取り組みがあったら教えてください。

色々な連携ができると思っています。

例えば、私たちはおにぎり屋さんなので、材料を持っていっておにぎりをみんなで握る、とか。豚汁を持っていって、おにぎりと一緒に食べてもらうのも楽しいですね。

夏休みに、中高生が子どもの見守りボランティアをしに来てくれることもありました。

他にも、おにぎり屋さんならではのイベントが一緒にできたら良いですね。

ーおにぎり作り、始めたら意外と集中して楽しめると思います!そして、提供してくれる方の顔がわかるのは、子どもたちにとっても良い経験になるし、感謝の気持ちを直接伝えられるので、とても良いと思います!

ー最後に、何かメッセージがありましたらぜひお願いします!

その子のことを誰が愛したって良い、たとえ親じゃなくても良いと思うんです。

その子のことを大切にしてくれる大人がたくさんいて、色んな大人と関わることができたら良いですよね。

ー素敵なメッセージをありがとうございます。誰かに愛されたり、大切にされた経験が子どもたちの将来の希望に繋がると嬉しいですね!

ー本日は貴重なお話しを聞かせていただき、ありがとうございました。(取材・執筆|井野瀬優子)

てらまちハウスホームページ

http://teramachihouse.com/sample-page/

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